ケーアールケープロデュース株式会社(以下、KRK)は「想いをカタチに。カタチに遊びを。」というコンセプトでブライダルの撮影&編集、フォトグラファー出張サービスなどを展開する企業です。

同社初となるアプリ「CREATORS CLICK」は、「クリエイターをもっと身近に、もっと自由に」という考えのもと、ユーザーがクリエイターと繋がり、目的に応じたサービスを依頼できるサービスとなっています。フランジアではこのアプリ開発をお手伝いさせていただきました。

今回は開発をご依頼くださったKRKの山崎氏と末岡氏に、アプリ開発もオフショア開発未経験の中でどのようにプロジェクトを進行させ、無事リリースを成功させたのか、など詳しく伺いました。

何気ない日常を残したり
感謝の気持ちをカタチにして伝える機会を

CREATORS CLICKは「クリエイターがすぐ探せて、お仕事を頼める仕組み」

– まず、CREATORS CLICKとはどんなアプリか、詳しく教えてください。

山﨑桂氏WEB事業部アプリケーション部門開発チーフ
長崎県諫早市出身。TV制作会社を経て、2010年にケーアールケープロデュースへ入社。ムービー撮影編集業務を担当した後、2017年アプリ開発の担当になる。学生時代はコンピュータ専門学校に通っており、プログラマー志望だった。その知識や経験のもと社内のWEBやシステムの担当として日々奮闘中。

山崎:このサービスを企画したきっかけは、配車アプリ「Uber」を知ったことが始まりです。Uberのように近くにいるクリエイターがすぐ探せて、お仕事を頼める仕組みができないか、と考えました。そうしたサービスをアプリとして提供することで、ユーザーが手軽にクリエイターを探して写真を撮ってもらったり、コーディネートをお願いできれば、何気ない日常を残したり感謝の気持ちをカタチにして伝えることもより簡単になるかもしれません。そういうライフスタイルが根付いたらいいな、という想いからプロジェクトが始まりました。

末岡麻耶氏デザイン部グラフィックデザイン部門チーフ
愛知県名古屋市出身。アパレル業界を経て、2011年にケーアールケープロデュースへ入社。フォトアルバムのレイアウト業務を担当した後、2016年に新設されたデザイン部のメンバーとなる。現在は芸術大学出身の経験を活かして紙・WEB・アプリなど様々な媒体のデザイン業務に携わっている。

末岡:以前から、自分の作品撮りをしてほしいとか、宣材用の写真を撮ってほしいとか、ライブをするので撮ってほしい、といったご依頼を受ける機会はありました。その都度、クリエイターを紹介していたのですが、そうした出来事が重なったことで「クリエイターの需要がこんなところにもあるんだな」という風に考えるようになりました。

CREATORS CLICKの特徴は、クリエイターの選び方にあると考えています。最初に自分の好きなビジュアルをインスピレーションで探せるのです。アプリを起動させるとそれが最初に見えるようになっていて、ユーザーは「この写真気になるからのクリエイター詳細を見てみよう」と自然な流れでクリエイターと出会えるようになっています。さらに、チャット機能ですぐにコミュニケーションが取れるので、パッパッと直感でクリエイターと繋がることができます。

https://creatorsclick.com/

特に開発が大変だったのは地図機能です。

日本では今後オリンピックの開催が控えているので、海外からの観光客もどんどん増えていくことが予想されます。そうした方々が観光をしている最中に、「ここ素敵じゃん。でも自撮りだとちょっと微妙だからクリエイターに撮ってもらおうよ!」と思ったらすぐに近くにいるクリエイターにお願いできる、という機能を持たせたいと考えたのですが、そのために地図機能は絶対必要だったのです。今後この需要は伸びていくと思っています! もちろん、海外から日本にいらっしゃったお客様が利用することを想定して、言語切り替えで英語表示にすることも出来ます。

山崎CREATORS CLICKでは、直接クリエイターとチャット上でやり取りして交渉することができるようになっているので、そうしたニーズにマッチすると考えています。

ちなみに、登録してくれているクリエイターで多いのはフォトグラファー、デザイナー、ムービークリエイターとイラストレーターといったところですが、他にも多種多様なクリエイターが登録してくれています。

“良さ”を体感できるように

プロジェクトキックオフの様子

– どういった使われ方をされていて、今後どんな風に活用されていくと想像されていますか?

山崎今はクリエイターのテイストを確認するために写真が見られるようになっていますが、クリエイターのタイプで絞り込んだり、タグで絞り込む機能を付けてよりユーザーが好みのクリエイターを探しやすくするような改修をしたいと考えています。

社内では「このサービスは、B to BでもB to Cでも成長の可能性がある」と言われているのですが、僕もそう感じていてどちらかに絞るというよりは、まずは幅広く利用してもらうことを想定してアプリ開発を行っています。そうしていく中で見えてくるニーズに合わせてアプリを改善していきたいです。

末岡私はいつか、たとえば「子どもの夏休みの工作手伝ってもらえないか?」というお母さんとクリエイターが繋がったりする機会ができれば面白いと考えています。

フォトグラファーに限って言えば、今は誰もが写真を撮ることができる世の中になりました。けれど、やはり誰かに撮ってもらう写真はどこか違うものだと思います。その良さがもっと浸透すれば、このアプリも浸透するのではないかと思います。

初のアプリ開発、初のオフショア開発!

未経験で専門部署もない…でもアプリ開発にチャレンジ!

アプリ開発自体が初めての試み

– では、実際にCREATORS CLICKが開発される過程についてお聞かせいただきたいと思います。これまでオフショア開発にチャレンジしたことはありましたか?

末岡:アプリ開発自体が初でした。

山崎:取引のある企業がアプリ開発をされていて、その担当者に相談したところ紹介されたのがフランジアだったのです。

– システム開発のご経験はいかがでしょうか?

山崎:私はコンピューターの専門学校で4年ほどプログラムの勉強をしていたので、馴染みがある程度でした。しかし、実務の経験はありませんでした。社内にも経験者がひとりもいない状態でしたね。それに、海外の方と仕事をした経験といえば、ハワイでの結婚式の撮影に同行して、多少向こうのスタッフと話したことがある程度でした。

ですから、本当にすべてが初めてで、濃密な経験になりました。

末岡:私にとっても初めてのことだらけでした。何か困ったときに社内の誰かに聞けるわけでもなかったので、本当にフランジアさまさまです。困ったときはすぐに「サキさーんっ!*」という感じでしたね。

* フランジアベトナムに所属するデザイナーのリーダー

– 初めての開発は、どのように進めて行かれたのでしょうか?

フランジア ハノイオフィスにて

山崎:日本側にいらっしゃるスタッフやベトナムにいる日本人デザインチームリーダーのサキさんにいろんなことを教えてもらいました。叱咤激励を受けながらしっかりと鍛えてもらったので、リリース間近のタイミングでは、かなりうまく進められるようになったと思います。

しかし、最初のうちは要件定義や指示書がどういうものかも分かっていなかったので、「ここまで詰めなきゃいけないなんて…アプリ開発ってこんな大変なんだ」と思いました。

そのため、日本側のコンサルタントに入ってもらって大枠を決めて、それをベトナムで確認してもらって「これはどうなんですか?」という質問に答えていく流れで進めていました。

ベトナム側の開発チームで主に担当してくれたのはトムさんというベトナム人の方でした。彼女は日本語が話せるのですが、専門的な内容も多く意思疎通は難しかったです。私自身がそもそも開発に関して分からないこともあるので、言われている専門用語が分からなくなったり、ということが多くありましたね。

– 最初から「大変だな」と思われたとのことですが、開発工程の中で感動したことや印象に残っていることはありますか?

山崎:設計して初めて出されたアプリのひな型はまったく動かなかったのですが、いざ開発に入る段階でバージョンアップされたものが出されたとき、ちゃんと動いて、思ったより形になっていたんですよ!

末岡:それにすごく感動しました。

– どんな体制で進められましたか?

山崎開発したときはトムさん(ブリッジSE)と、あとはウェブの技術者やiOS、Android担当の方、それにデザイナーやデザインディレクター、QAスタッフとサポート役でナラサキさんにも入ってもらいました。

彼らとは、キックオフで1回とリリース前に1週間ほど、ベトナムで直接会う機会がありました。特にキックオフでは、「こんなアプリを作りたいんです。みなさん、お願いします!」と想いを伝える大切な機会になりました。

実際に会ってみると、ハノイの人たちはとてもいい人で、向こうも片言だけど英語や身振り手振りでちゃんとコミュニケーションを取ろうとしてくれていて、とてもいい経験になりました。

実際に顔合わせができたことで、その後もスタッフの人たちの顔を思い浮かべながら仕事できたのは良かったと思います。チャットワークだけだとどんな人か分からないので……。さすがに、全員を覚えることはできませんでしたが、どんな人と一緒に仕事をしているのか、雰囲気が分かるのは良いことですね。

「文化によるニュアンスの違いを伝えるコミュニケーションが必要ですね。」

末岡:チームの中のメンバー表みたいなものをもらっていて、そこには顔写真が付いているのです。そういう細かいところで、「親身になってやってくれているんだ」と凄く感じました。

– 実際その開発が始まって出来上がってくるものへの評価はいかがでしょうか? 開発の品質やコミュニケーションやサポート体制など、どのように感じられましたか?

山崎:開発に関しては楢崎さんたちのサポートがあったことはとても良かったです。ベトナム側に日本語が話せるトムさんがいたのですが、戸惑う場面がなかったわけではありません。

末岡:文化の違いがあると、同じ日本語でもやはりニュアンスが違ったりすると思います。そうした微妙なコミュニケーションの取り方は苦労したところはあります。その分、間に入ってくれているサキさんや楢崎さんがすごくフォローをしてくれました。

山崎:あと、私たちも途中からちゃんとチャットワークや週に1回のネットミーティング、Redmineも活用して積極的にコミュニケーションの機会をつくりました。

末岡:実は、Redmineとチャットワークをやっているとき「何でこんなにやらないといけないの!?」と思うこともありました。ですが、密にコミュニケーションを取らないとみんなに迷惑がかかるということを知って、きちんとやろうという気持ちになりました。

山崎:Redmineでの管理とチャットワーク上のコミュニケーションの使い分けは、最初はよく分からない部分がありました。

「全部チャットワークでやったらいい」と思ったのですが、「Redmineで管理していた方が後々楽なので!」と、楢崎さんがしっかり教えてくれました。

末岡:最初は「何言っているんだろう?」と思っていましたが、今となっては本当に「教えてくれてありがとう」と思っています。

– 具体的に、Redmineはどのように活用されていましたか?

山崎:ひたすら、バグか、改善か、こっちの要望なのか、ということをチケットに紐付けていきました。

末岡:デザインの領域でも活用していました。デザインの方向性をこちらで作成して、ベトナム側でデザインとして整えてもらったものをRedmineに上げてもらってそれを再度こちらで確認して、という感じです。

山崎:最初は弊社にもデザイン部があるから自社で教えてもらいながらやってみよう、と考えていたのですが、こちらから出したものに「ここはこうした方がいいと思います」というアドバイスをもらうことが多くて、「だったらデザイナーのサキさんに早い段階から入ってもらった方がいいね」という話になり、途中からサキさんの工数増やして、しっかりと監修してもらうようにしました。細かいところまでいろいろとアドバイスをしてくださったので、サキさんには本当に感謝です。

末岡:やはり紙やウェブのデザインとアプリのデザインとでは全然違うものなのだな、と感じました。紙とウェブが違うというのはわかりやすいのですが、ウェブとアプリにも違いがある、というのは発見でした。

こちらから出したデザインについて「ここはもっとこうしたほうがいいよ」という風に、ベトナム側から教えてもらいました。いろいろ学ばせてもらう機会になりました。

実は、もともと「提案をしてください」という風にお願いはしていなかったのですが、こちらの意図もしっかりと汲み取ってくれて一緒にすすめてくれたことは本当に助かりました。

– オフショア開発ではコミュニケーションがキモになるわけですが、特に気を付けたことはありますか?

山崎:現場のベトナム人のデザイナーと直接やり取りをするわけではなく、サキさんたち日本人スタッフとやり取りをすることがほとんどでした。そうしたこともあり、すごく進めやすかったと感じています。

日本語ができるベトナム人スタッフのみなさんとは、Redmine上で、テキストベースで伝えた後に、ちょっとチャットで補足する、といったやり取りの仕方だとスムーズに進められると感じました。確かに日本人とのコミュニケーションより丁寧にする必要がありましたが、詳細にテキストベースでログを残すことは、日本人同士のコミュニケーションでもやっておいた方がいいことだと思います。そのため、それを苦に感じることはありませんでした。

– 具体的にコミュニケーションを取る上で文化の違いなどを感じた場面はありますか?

末岡:何かの機能を付け加える、といった場面では意見がぶつかることも多々ありました。こちらが希望することを伝えると「いや、それだったらこの方がいいんじゃないか?」という感じですね。

山崎:そうした時に、優先順位の付け方がちょっと違うかもしれない、と感じることがありました。そうした交通整理をする時に、テキストベースだけでなく口頭で画面を見ながら追加したい理由などを説明していきました。そうした場面でもサキさんがうまく間に入ってくれていたので助かりました。

– スケジュールは予定通りに進みましたか? 何か大きな失敗などは起きませんでしたか?

山崎:それはなかったのですが、Appleのアプリ審査が本当に厳しくて……。

リリース予定日はもともと決まっていたのですが、なかなか審査がおりず「もうリリースできないんじゃないか」と思ったほどです。審査は1ヶ月くらいかかるだろうと思ってはいたのですが、申請のタイミングが1週間ぐらいズレてしまったので、本当にギリギリまでかかりましたね。その期間が一番辛かったです。

末岡:もしかすると8月中はAppleの方は無理かもね、と言いながら過ごしていました。ですが、リリース日に間に合って良かったです。

「これを作りたい!」という明確な目標と、同じ熱量をもった仲間が集まれば未経験でもいいものは作れる

– 御社のように開発チームがない会社、さらにアプリを作ったことがない会社で、オフショア開発を成功させる秘訣みたいなものがあるとしたら、どんな点が挙げられるでしょうか?

定例のネットミーティングの様子

末岡:明確に「こういうものを世の中に出したい」という気持ちがあって、それをきちんと伝えてコミュニケーションさえ取ればできるんだな、と感じました。

山崎そうですね。ちゃんと明確になっているのと、そこに対して時間と人を充てることができれば、可能だと思います。

末岡開発に入る前、「このアプリとは」みたいなことを、コンサルタントの方々と私たちの間で議論していたのですが、あれは非常に重要ですね。ミーティングを通してしっかりCREATORS CLICKのイメージを確立させてもらったことはとても良かったです。

山崎アプリ開発やオフショアの経験とかなくても、「このアプリが欲しいんだ」というヴィジョンが見えている人がいれば、絶対にカタチになると思いました。

末岡:その分やはりコミュニケーションは頻繁に取って、分からないことはきちんと聞くということが必要ですね。

山崎:あとはやりながらも理解していくのは大事だと思います。もし分からなくてもやっていく中で先を見て判断できるようにならないといけないと思います。システムやデザイン、実際のその使い方のどこかでちょっとでも考え方にズレや違った要素が入ってしまうとどんどん開発が後ろ倒しになっていくものだと感じました。

末岡業務の合間に片足を突っ込んで、ということではダメだったと思います。開発をきっかけに社内にアプリ担当の部署をきちんと作ろうと動いてくれました。会社としての体制構築もきちんとあったことがアプリ開発成功の要因だと思います。

私たちのプロジェクトには、熱量高く応援してくれる専務と部長がいました。その想いをカタチにするよう私たちも同じくらい熱量を持てたと考えています。ベトナムにも一緒にいって、専務からフランジアベトナムのチームメンバーにアプリに対する想いを伝えてもらったほどです。だからいいスタートが切れたのだと思います。

リリースまでの全体像を共有できると、覚悟が決まる

現地メンバーとチームビルディング

– フランジアに対して要望はありますか?

山崎:要件定義のとき、どういうものが必要なのか全体像が分かると良かったですね。最初にこういう定義を決めて、次にここはこういう処理をするのでこういうところを考えないといけない、という風なことが全然想像が付かなかったので、「あれも決めないと、これも決めないと」と感じてしまう場面がありました。

逆に全体像が見えたら、覚悟というか、危機感が初めからしっかり持てたように思います。

要件定義を決めて、ワイヤーフレームみたいなものを起こして、といったことは分かっていたのですが、実際にやってみると凄く大変でした。今だったらもうちょっと最初からうまく作れるかもしれませんね。

末岡スタートがちょっと遅れてしまったのですが、最初のところでもう少し全体像が見えていたらバタバタせずにすんだかもしれません。

山崎:どんどん「これ決まってないの? あれ決まってないの?」みたいな感じでやらなければならないことが見つかって…。あの時期、記憶がないぐらい大変でした。

– 最後の質問です。社内の評価はいかがでしたか? また、ご自身で再びアプリ開発に挑戦してみたいと感じますか?

末岡:「すごい、アプリできてる」という感想でしたね。

山崎細かいところのバグなどを言われたら、「くそっ」と思ったけど(笑)

末岡:でも、うちの会社初のアプリができたという感動はありました。せっかくこのノウハウを学んだから、またもう1個ぐらいアプリを作りたいですね。

山崎:もっと規模が小さいものからパパパーンって作ってみたいね。

末岡そうですね。ニッチな分野を狙ったアプリとか、一つの用途に特化したアプリを作れたら面白そうですね。

– ありがとうございました!

(このインタビューに使われている写真はKRKさんに所属されているフォトグラファーの方に撮影していただきました)


 

一般的に、知見がない中でモノづくりを進めていくことは大変なものです。特に、システム開発やアプリ開発などでは、数々の専門用語のほか、「要件定義」「指示書」などのドキュメントを詳細に作ることが求められるため、開発をしたことがない方にとってはより難しく感じられることでしょう。

「何を準備したり、決めたりすればいいか分からない」という暗中模索な状態が続きかねないことは、プロジェクトのご担当者様にとって心理的負荷がかかるものだと想像されます。これに加えて、オフショア開発は距離や言語の問題が少なからず存在することも事実です。

そうしたことを理解したうえで、フランジアでは、お客様に安心して開発を依頼していただけるよう、日本語でのコミュニケーションができるスタッフや日本人スタッフをアサインすることができるよう体制を整えています。

それだけでなく、お客様が目指す「やりたいこと」を自分たちが「やりたいこと」と感じて、同じ目線で一緒にチームとして取り組めるよう、コミュニケーションする機会を作るようにしています。フランジアベトナムに来ていただき、スタッフと一緒にキックオフミーティングをしたり食事を共にしたりすることもその一環です。

そうして生まれた“一緒にいいプロダクトを生むチーム”という意識は、KRKの山崎氏や末岡氏がおっしゃる「作りたいという強い想いがあり、同じ情熱をもつチームが作れたら、絶対にプロダクトは作れる!」という強い想いに繋がります。

フランジアはそう考え、私たちと共に情熱をもって“何か”を作りたいと考えるクライアントからの問い合わせをお待ちしています!

 


開発を振り返って

楢崎 豊
オフサイト開発エバンジェリスト

私はFramgia日本オフィスを拠点として業務を行っているため、通常メイン業務は受託開発における上流工程が基本だったのですが、今回KRK様のアプリ開発に参画させていただいた事で、ラボ型チーム開発での日本側で行うべき業務という所に着眼しプロジェクト成功をするためにどのようにするべきかの試行錯誤という貴重な経験と緊張感を持った仕事ができ自身の成長につなげる事ができ大変感謝しております。

通常ラボ型チーム開発では日本側メンバーがベトナム側拠点に定期的に常駐するか、お客様に定期的に常駐していただく形でなければプロジェクトの成功が難しく、さらに、KRK様はアプリ開発経験がゼロということでかなり戸惑いや苦労もあったかと思いますが、ベトナム側にいる、早紀さん・Thomさんと密にコミュニケーションをとりKRK様と一緒に協力しあえたことを実感しました。

上流工程でのエレベーターピッチの定義・インセプションデッキの導入・チケット管理方法等、我々からの提案をKRK様は真摯に受け止めていただき、何か問題があった場合には一緒に悩んでいただき、そして必要なアクションを即実行をしていただけたこと。

こういった一つ一つの歩み寄りにKRK様には非常に協力していただけました。

ベトナム側&日本側私やKRK様含めチーム一丸となりプロダクトをゴールする事ができました。

KRK様という素晴らしいお客様に出会えたこのプロジェクトに本当に感謝しております。また次のアプリ開発でもFramgiaとしてKRK様に貢献できればと思っています。

杉山 早紀
デザインディレクター

デザインディレクターとして要件定義やデザインの上で色々と意見を出させていただきましたが、その裏には現場メンバーの協力も大きかったです。

例えばデザイン面では、リードデザイナーのHanhさんがデザイン主導で画面要件を整理し、プロジェクト全体の仕様やKRK様の要望背景、日本でのターゲットユーザー像を理解した上で様々な角度からのデザイン・UIを提案してくれました。

またiOSエンジニアのHungさん、AndroidエンジニアのVietさんはユーザー目線からの機能提案や、工数との費用対効果面で優れている意見を出し、クオリティや開発スピードの向上につながっていました。

開発リーダーのDuongさん、ブリッジSEのThomさんはよく私に相談をしてくれて、お互いのチームが持つ課題を常に共有しています。

KRK様も弊社側からの意見や提案をよく取り入れてくださり、プロジェクトに関わるメンバー全員が納得感を持って要件を作りあげていけたことがプロジェクト成功につながったと考えています。

いわゆるC to Cのマッチングサービスや予約サービスは業種・ジャンルは違えど開発のお話をいただくことは多く、「CREATORS CLICK」のアプリはそれらのサービスの土台になれる機能要件や画面フローを設計できました。

「Uber」や「Airbnb」など英語圏アプリをベンチマークにしていたこともあり、ベトナム人メンバー達も普段使っているアプリからのアイディアや、昨今のスタンダードな機能・UI案が出しやすく、各々がポテンシャルを発揮できたプロジェクトだと実感しています。

Nguyen Thi Huong Thom
ブリッジSE(BrSE)

BrSEとして仕様確認、スケジュール作成、進捗管理をさせていただきました。

過去には通訳者として一件のプロジェクトに入りましたのでKRK様の案件は最初のBrSE経験です。

それでもKRK様は本当に優しくて素晴らしいお客様でビジネスマナーやコミュニケーションが苦手な私を許してくださいました。お互いにクリクリのミッションとプロジェクトの成功に向けにご協力をいただきました。

最初にKRK様とのコミュニケーションやAWS設定やアプリ開発のフローなどの知識は本当に難しかったです。しかし楢崎さんと早紀さんに色々と相談させてもらいました。そしてご自分の知識と経験と対応方法を教えてくれました。本当に助かりました。

開発チーム内にはサーバ開発者にどのようにシステムを安全に、効果に構築できるか、メンテナンスしやすいか仕様改善などの意見をもらいました。同様にアプリ開発者はアプリに相応しい操作と機能の意見を出してくれました。インフラエンジニアのMinhさんも積極的にサポートしてくれました。その上に要員の不足の時もグループリーダが対応してくれました。

全員の皆様のご協力よりプロジェクトの成功に繋がっていると実感できました。

素晴らしい皆様に心から感謝しております。

ITの普及でC2C・コマース、情報サービス、スプラットフォーム(個人向け・企業向け)、ツール・アプリケーションなどの需要も増える傾向があると思っております。KRK様の案件を経過してから改善すべきなところを改善したり、新しい知識を身につけたりして、これからの様々なプロジェクトに活かせるように頑張りたいと思っております。